新米パパの育児留学

新米パパの育児留学

『育児留学』とは、育児を通して異なる視点を得たり新しいことに挑戦して自己成長に繋げること。育児奮闘中の新米パパが育児を通して得た気づきや感じたこと、育休中に習得したプログラミングに関する話題を発信していきます。

水も電気もない島で育つとこどもはどうなる?

みなさんは、水も電気もない島で育つとこどもはどうなるか想像できますか?

 

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昨日、ある縁で妻が知り合ったフィリピンに住む日本人女性とフィリピン人のご主人、6歳の男の子が日本に来ているということで会ったときの出来事を紹介します。 

 

出会いのきっかけ

約2年前、妻が「ヒト・モノ・トチの良さを活かす未来を創る旅」で世界一周一人旅をしている際にフィリピンのセブ島である日本人女性と出会った。

彼女は、ソーシャルコーディネーションサービスの提供を通してセブ・離島の発展途上エリアの社会課題に向き合う『NGO go share』の代表三浦聖子さん。

短い時間ではあったが、話をしているうちに意気投合し、お互いに将来一緒に事業をしていきたいと思える関係になった。その際、少しではあるがフィリピン人のご主人、息子さんとも会うことができた。

www.goshare-island.com

 

初対面

妻は上記のとおり、ご家族と面識はあったが、私自身はみなさん初対面。妻からはステキな家族だと話を聞いていたので会えるのを楽しみにしていた。

今回は、お互いの夫婦とこどもそれぞれ3人ずつの家族で一緒にランチをすることにした。

待ち合わせ場所で、妻を見つけた時にみんな笑顔で会えたことを喜んでくれた。

私もみなさんと笑顔であいさつ。

少し話をしていると、6歳の男の子が おもむろに背中のリュックから何かを取り出して、笑顔で差し出した。

少年K「ママ、あれ渡してもいい?(渡したくて仕方がない様子)」

女性「いいよ。」

少年K「これ、Sくんのために作ってきたからあげる。」

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なんと、5か月の息子に会うからと手作りのおもちゃを作って持ってきてくれたのだ。しかも英語と日本語の名前入り!

おもちゃをくれたことももちろんすごく嬉しいのだが、何よりも息子と会うのをそんなに楽しみにしてくれていたんだと思うと感動した。

妻が2年前に訪れた際にはほんの少しの時間しか会えておらず、小さかったこともあり恐らくほとんど記憶にはないはず。お母さんから話を聞いていたんだろうか。それだけ楽しみにしてもらえていたとはすごく幸せだ。

 

こちらは帰宅後息子がそのおもちゃで遊んでいる様子。

すごく楽しそうでお気に入りの様子(^^♪

 

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このおもちゃ、実は素晴らしい出来なんです。

おそらく、ヨーグルトの空容器のようなものを重ね合わせて、中に貝殻か何かを入れて振ると音が鳴るおもちゃ。

・ほどよい軽さ(振り回しやすい)

・ほどよい大きさ、取っ手付(持ちやすい)

・ほどよい柔らかさ(当たっても痛くない)

・音が鳴る(楽しい)

・原色使い(興味をもつ色)

 

なんと素晴らしいUX(ユーザー体験)なんだ!

彼は優秀なクリエイターになるに違いない!!

と、勝手に私が興奮していましたw

 

 

ネイティブアメリカンフードのお店でランチ

ネイティブアメリカン(インディアン)フードのお店でランチをすることに。

 

ランチ中の会話で、彼らの生活スタイルを聞いていると、仕事の関係でセブ島ボホール島、カオハガン島を行き来しているようだ。

セブ島は有名なリゾート地、ボホール島も最近人気でセブよりも自然が多く残るリゾート地。

ご主人の生まれ育ったカオハガン島は、人口600人の小さな島で、飲み水や電気などのインフラがまだ整っていないような自然と共にある島だそうだ。

 

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出展元:JAPPH

 

少年に聞いてみた。

私「Kくんはどの島が好き?」

少年K「カオハガンが一番楽しい。」

意外な答えだった。

私「不便だったりしない?セブの方がいろいろ遊ぶものとか遊ぶところあるんじゃないの?」

少年K「なんにもないけど、思いっきり走り回れるし、おもちゃがなくても自分でいろいろ遊び方を考えるんだ。」

 

少年は幼稚園には行かなかったし、小学校も行かない予定だと聞いた。セブ島に住んでいるので施設としては十分あるので行こうと思えば行ける。しかし、あまり決まった場所にとどまっていないから、まぁ、行かなくてもいっか、という感じ。

日本人の私からすると、「え?幼稚園とか小学校って行かなくてもいいんだ。」と思った。

学校に行っていないから、発達が遅れたりするんじゃないかと思うかもしれないが、そんなことはまったくなかった。上手にコミュニケーションを取っているし、目がイキイキしている。

 

ランチのお店は、民族衣装やアクセサリー、人形、写真などがたくさん飾られているお店。

少年は店内のそれらの置物に大興奮!

「この人たちはどこに住んでるのー?」「なんでこんな服着てるのー?」など怒涛の質問をママに浴びせていた。

自分の好奇心ベースで日常の中で自然と社会の勉強ができている。

 

そのあと、ご家族からお土産にと、ラベンダーの香りのする可愛らしいくまさんのぬいぐるみをいただいた。いい香りで癒される♪

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さらに、少年がアッと何かを思い付いたように、ママにひそひそ話をしだした。

少年K「これ、Sくんにあげる!」

女性「フィリピンのおやつです。日本でいう卵ボーロみたいなものかな。Sくんにはまだ早いかもしれないけどどうぞ。」

 

こんなにもらってしまっていいんだろうか。Give精神に溢れていてすごく嬉しい。

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 息子の様子

息子は現在、0歳5か月。当然だが何もしゃべれない。

今回のご家族との面会が彼の目にどう映ったかはまだわからない。

しかし、息子は会っている間終始ニコニコ笑顔でリラックスしていた。ご家族の優しいオーラに安心したのだろう。

また、帰宅後、あやしていると、あるポイントで見たこともないくらい楽しそうにキャッキャッと声を出して笑うことがあった。今回の面会で何かを感じ取ったのかもしれない。

 

まとめ

"こどもの教育ってなんだろう?"

今回の面会で私はすごく大きな気づきを得た。

日本では義務教育だとかで学校に行かなければならない、これをしなければならないといった型にこだわっているし、物質的な豊かさでしか心を満たせない人が多くなってしまっている気がする。教育の本質はなんだろうかということを考える機会が欠如している気がする。

 

Kくんは、いろんな事に好奇心に溢れていて、自分の持っているモノに対するこだわりよりも、息子や私たちと楽しい時間を過ごすためにといろいろと話してくれたり、プレゼントをくれたりする。

素敵なご両親の元で、物質ではないものの豊かさを小さい頃から肌で感じてきたのだろう。

息子にも、Kくんのように本当に心の豊かな人間に育ってほしいと強く感じた。

 

今回、素敵な時間と大きな気づきを与えてくれたご家族に「ありがとう!」。